記者会見のお知らせ
移民・難民が入管訴訟をするということ ~ C.ペニャさんに聴く
2025年 6月26日(木) 午後3時30分
一橋大学千代田キャンパス(学術総合センター内)
6階・第4講義室
東京都千代田区一ツ橋2-1-2 地下鉄・神保町駅or竹橋駅から徒歩5分
▼2011大震災後の混乱でビザを失った南米料理の達人が、入管を提訴!
クラウディオ・ペニャさん(64)が日本に来てから、はや30年。しかしその半分を、彼は在留資格(ビザ)なしで耐え忍んでいます——就労を禁じられ、入管収容や移動制限、重い医療費(無保険)に圧迫される苦しい生活を。
コックとして納税し、平穏に暮らしてきた彼が苦難に直面したのは2011年。震災後の混乱で一時的に雇い主を失ったことを理由に、入管は在留資格更新を認めませんでした。それでも彼が帰れないのは難民だからです。ある事情で、彼は実際、出身国チリで迫害者に拉致、暴行されたこともあります。
▼単身者にはビザを出さない?
法務大臣(事実上は入管)は人道的配慮により、在留特別許可をすることができます。日本に長く暮らしてきたことや日本社会に貢献してきたことを、在留特別許可の理由(積極要素)として入管は挙げていますが、しかしペニャさんを難民と認めないだけでなく、在留特別許可さえ出しません。
ペニャさんは私たちの誰とも違いなく、この社会に溶け込んで暮らしています。しかも料理の達人である彼は、何人もの人から雇いたいと今も声をかけられており、日本社会を豊かにしてくれる存在です。その事実を入管はなぜそのまま認めないのでしょうか?
もはや司法に訴えるしか道はなく、ペニャさんは訴訟を決意しました。この日、彼は訴状提出後、駒井知会弁護士、支援者の柏崎とともに、訴訟の目的と意義について会見の場で語ります。ぜひご参集を。
本件問合せ先 柏崎 正憲
080-8844-7318 m.ka48zaki@gmail.com
【参考資料】 南米料理の達人、私たちの隣人、C.ペニャさんにビザ(在留資格)を!(change.org)