このブログは、現在、東日本入国管理センター(牛久入管)に収容されているチリ出身のクラウディオ・ペニャさんの日本在留を求めるたたかいを支援するものです。このキャンペーンの責任者は柏崎(SYI)です。【追記: 2020年5月25日、ペニャさんは収容を解かれました。彼は東京都内に住んでいます。】
ペニャさんは長年、日本でコックとして働いてきたのに、2011年の震災をきっかけに雇用先が見つからなくなったせいで、在留資格を更新できなくなってしまいました。もはや出身国チリに生活の基盤はありません。くわえて健康上の問題のため、送還は彼にとって危険です。さらにはチリの政情変化にともない、彼への迫害の恐れも生じています。こうした事情ゆえにペニャさんは、どれほど長い間収容されても帰国することができません。
ペニャさんの経歴
料理だけでなく絵も上手なペニャさんは、入管収容の問題を自筆のイラストによって訴えてきました。くわえて、彼はとても親切な人柄で、自分自身が苛酷な状況にあるのに他の収容者を助け、所持品を分けたり、当局と交渉したりしてきました。しかし現時点で、彼自身の収容期間は2年半に達します。しかも諸事情のため、いま仮放免手続を依頼できる弁護士がおらず、また費用を出してくれる家族もいません。
このブログでは、ペニャさんの支援活動についての情報を発信します。
2020年4月30日
柏崎 正憲(SYI 収容者友人有志一同)
Phone 080 8844 7318